筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント鍼・美容、筋膜リリース、ファシアリリース 群馬県前橋市 トリガーポイント治療院
トリガーポイント治療院の黒沢です。
当院の治療法は
「トリガーポイント鍼」、
「筋膜リリース」
など聞きなれない言葉なので、
どういうことをされるのか、
どういう効果があるのか不安な方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は画像を交えて説明したいと思います。
痛み・シビレにお困りの方はぜひお読みください。
なかなか治らない痛み・シビレの原因は
筋膜を含む、Fascia(ファシア)という組織
にあるのではないかと言われています。
Fascia(ファシア)については後ほど説明しますね。
その原因となるポイントを「トリガーポイント」と呼んでいます。
そのトリガーポイントを探し出し、
適切な治療を行うことで、
「検査で異常はないといわれたが、数ヶ月以上続く痛み」や、
「病院を何ヶ所回っても治らない痛み」などが改善されることが少なくありません。
んじゃ、
「トリガーポイントって一体なんなの?」
と疑問に思われますよね。
トリガーポイントとは「過敏化した侵害受容器」のことで、
筋膜などFasciaの重積(癒着)部に存在する
のではないかと言われています(仮説の段階です)。
参照:小林只 他「筋筋膜性疼痛症候群の病態と形態学的特徴 エラストグラフィー超音波診断装置による検討 第119回日本解剖学会総会・全国学術集会(2014年3月28日)
筋膜とは筋肉を包んでいる「膜」のこと。
隣り合う筋膜の膜同士が
運動不足や不良姿勢などで重積、癒着
するのではないかと推測されています。
そうして重積、癒着した筋膜は弾力性を失い、
痛み物質を発生させて痛みやシビレなどの症状を起こします。
さらに近年、筋膜だけではなく、腱・靭帯・血管周囲の膜なども
痛みの原因となることが分かってきており、
そういった組織の総称をFascia(ファシア)といいます。
Fascia(ファシア)にはまだ適切な日本語訳がなく、
英語表記となっています。
筋膜をはじめとする、Fascia(ファシア)の癒着を解消させる為に当院で行っているのが
「トリガーポイント鍼」や「筋膜リリース」なんです!
トリガーポイント鍼で使う鍼は当然ですが、
ディスポーザブルで一人ひとり使い捨てです。
患者さんの体に合わせて、使う鍼を変えていきます。
鍼が苦手な方は遠慮無く言ってくださいね(^^)
MYOLUB(ミオラブ)という道具で筋膜の重積を治療します。
百聞は一見に如かずということで
エコーを使い鍼治療前後の比較をした
映像と画像をご覧ください。
まずは肩こり筋として有名な「僧帽筋」にミオラブを行い、
その前後でエコー画像を比較したものです。
僧帽筋(そうぼうきん)とはこの筋肉です。※右肩
ここをエコーを使い見ていきます。
下図が治療前のエコー画像です。
赤丸のところが他の場所より白く太くなっていて、重積しています。
そして僧帽筋のミオラブ後の画像です。
同じ場所を映していますが、赤丸の場所の白っぽい重なりがバラけています。
次に、鍼をももの筋肉の重積(癒着)がある場所へ打った動画です。
画面の真ん中あたりに上下で動いているのが鍼先で、白く重なった場所を狙って打っています。
動画開始から25秒あたりで、白い膜がバラけるのが分かるでしょうか?
このように筋膜の重積(エコーでは太い白い線に見える)をバラけさせると、
痛みやシビレなどの症状が軽くなることが多いです。
痛み・シビレの原因=トリガーポイント=筋膜などFasciaの重積部(癒着)に多く存在
これを鍼やMYOLUB(ミオラブ)で解消する
当院の治療は簡単にいうとこんな感じです!
エコーを見ながら鍼を打つと、
白っぽいところに鍼があたるとず~んと響く感覚があります。
「悪いのはそこ!」と感じるところです。
この「ず~ん」響くような場所は
筋膜の重積(癒着)があることが多く、
異常なFasciaの可能性が高いところになります。