筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント鍼・美容、筋膜リリース、ファシアリリース 群馬県前橋市 トリガーポイント治療院
トリガーポイント治療院、黒沢です!
前回はエコーでみる腰痛に関してお話しましたが、
今回はもう少し下で起こる痛み、
お尻から脚にかけての痛みです。
いわゆる「坐骨神経痛」と呼ばれる症状です。
坐骨神経痛といっても、本当の神経痛の場合は必ず運動神経障害や知覚障害があり、
時間帯で症状に変化があったり、姿勢によって楽になったりということがあまりありません。
そういった症状がないにも関わらず、坐骨神経痛のような症状がある場合は、
神経以外の要因を考えていきます。
MRIでヘルニアと診断された患者さんで、
散歩をしていると、だんだんとお尻から脚にかけて痛みが強くなり、
歩き続けるのが困難になってしまう方が来院されました。
問診・検査などから神経症状の可能性は低いと考え、
エコーでお尻を観察してみました。
赤いところは血流を表しています。
このエコー画像のように痛い側の血流が少し減弱している感じでした。
そのためこちらの血管周囲を、血管を傷つけないようにエコーでみながら鍼をしていきました。
2回目の治療後、痛みは半分となり、散歩ができる距離も増えたそうです。
その後、他の部位なども足しながら、現在は痛みが10から2まで減っています。
このように、神経痛のような症状であっても、
血管周囲や筋膜などのファシアに原因があることは多いです。
同じような症状にお悩みの方がいらしたら、是非一度ご相談ください。
痛み・シビレにお困りの方はご連絡下さい! 前橋市 トリガーポイント鍼(はり)専門【トリガーポイント治療院】