筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント鍼・美容、筋膜リリース、ファシアリリース 群馬県前橋市 トリガーポイント治療院
トリガーポイント治療院のブログをご覧いただきありがとうございます。
堀米です。
先日初めて鍼灸を受けた方から、なぜ鍼は叩いて打つのかというご質問をいただきました。
ということで、今回は鍼の打ち方、刺し方をご紹介します。
・撚鍼法(ねんしんほう)
はり自体を持って、直接皮膚にあてて刺す方法です。
古来中国などではこちらが一般的な方法となっています。
ポイントとしてははりをもっていない左手で打つ場所の皮膚のテンションをしっかりと維持すること、となっています。
・管鍼法(かんしんほう)
はりを管に入れてわずかに出たはりのお尻の部分(鍼柄)をトントンと叩いて打つ方法。
現在日本の鍼灸ではこちらの打ち方が圧倒的に多いと思います。
人間の皮膚は思っているより固いので、やわらかい鍼での撚鍼法はスムーズな刺鍼が難しいという点がありますが、管鍼法の場合固い皮膚層を叩くことで一気に通過できるメリットがあります。
そしてこの管鍼法は江戸時代に杉山和一という日本人が発案したとされています。
日本の鍼灸師でも撚鍼法メインで打たれてる先生もいますので、けっしてどちらが優れているというわけではありません。
他には特殊な小槌ではりのお尻を叩いて打つ方法などもあるようですが今回はここまでとなります 🙂
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