筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント鍼・美容、筋膜リリース、ファシアリリース 群馬県前橋市 トリガーポイント治療院
エコーを使用した治療例です。
トリガーポイント治療院のブログをご覧いただきありがとうございます。
堀米です。
「はりを打つ前にしている右手の動作はどうなってるのですか?」
施術に入らせていただいている方からたまに聞かれます。
これは「片手挿管」という技術でして、鍼灸師が養成校に入って初めて実習授業で行うプログラムがこの動作をすばやく正確に行うもの、になります。
すべての養成校の実習内容を把握したわけではないので、違う入り方をする学校もあるかもしれませんが、僕が知っている範囲ではまずはこの片手挿管を行います。
言葉で説明してもわかりづらいので写真を撮ってみました。
いつも一連の動作としてやっているので1枚1枚止めて撮ると難しいですね。
あと僕の片手挿管は不格好だなーと今回写真をとってみて感じました笑
この技術があると片手ではりの準備ができるので、もう片方の手を身体に当てて押さえて皮膚の緊張を調整してはりが入り易いようにできます。
当院ではエコーをあてた状態で打つことが多いので、この片手挿管ができないと毎回エコーを置いて準備をしないとなので、とても時間がかかってしまうんですね。
ということで鍼灸師がはりを打つ前に手元でもにょもにょしているのはこういった作業をしています、というお話でした。
何か施術やはりについての疑問などございましたら、気軽にお問合せまたは施術中でもお尋ねください!
痛み・シビレにお困りの方はご連絡下さい! 前橋市 トリガーポイント鍼(はり)専門【トリガーポイント治療院】
トリガーポイント治療院、黒沢です!
前回はエコーでみる腰痛に関してお話しましたが、
今回はもう少し下で起こる痛み、
お尻から脚にかけての痛みです。
いわゆる「坐骨神経痛」と呼ばれる症状です。
坐骨神経痛といっても、本当の神経痛の場合は必ず運動神経障害や知覚障害があり、
時間帯で症状に変化があったり、姿勢によって楽になったりということがあまりありません。
そういった症状がないにも関わらず、坐骨神経痛のような症状がある場合は、
神経以外の要因を考えていきます。
MRIでヘルニアと診断された患者さんで、
散歩をしていると、だんだんとお尻から脚にかけて痛みが強くなり、
歩き続けるのが困難になってしまう方が来院されました。
問診・検査などから神経症状の可能性は低いと考え、
エコーでお尻を観察してみました。
赤いところは血流を表しています。
このエコー画像のように痛い側の血流が少し減弱している感じでした。
そのためこちらの血管周囲を、血管を傷つけないようにエコーでみながら鍼をしていきました。
2回目の治療後、痛みは半分となり、散歩ができる距離も増えたそうです。
その後、他の部位なども足しながら、現在は痛みが10から2まで減っています。
このように、神経痛のような症状であっても、
血管周囲や筋膜などのファシアに原因があることは多いです。
同じような症状にお悩みの方がいらしたら、是非一度ご相談ください。
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トリガーポイント治療院、黒沢です!
当院にいらっしゃる患者さんでとくに多い症状は「腰痛」です。(2020年2月現在)
皆さんも人生の中で一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
一口に腰痛といっても、症状は人それぞれですが
①真ん中が痛い
②外側が痛い
③外側から真ん中、真一文字に痛い
こんなパターンが多いです。
その中でも特に①のパターンに多いのが
マッサージや電気治療をしてもすぐ戻ってしまったり、
押されても「なんかそこじゃないんだよな〜〜」と感じるという方。
そういった場合、エコーで観察してみると、筋膜(ファシア)の癒着=痛みの原因が結構深いところにあることがあります。
深い場所は指での刺激が届きにくいこともあるので、
ダイレクトに刺激ができるエコーガイド下鍼治療が有効な場合が多いです。
このエコー画像の患者さんは右の腰痛がありました。
エコーで観察してみると、右の深いところ(赤丸)に白いモヤモヤがあります。
左と比べると白っぽさがわかりやすいでしょうか?
こういったところに鍼をしていくと、痛みの改善がみられることが多いです。
腰痛は腰だけの問題でないことも多いので、
全てがここだけで解決するわけではないですが、
などのお悩みがある方は、お試し頂く価値はあると思います(^^)
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トリガーポイント治療院のブログをご覧いただきありがとうございます。
堀米です。
(動画です。音が出ますので音量に注意してください。)
トップページにも表示されていますが、当院のエコーガイド下鍼治療についての動画を作成しました!
はり治療で初診での流れや施術方法についてをまとめています。
ご不明な点などありましたら、スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
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トリガーポイント治療院の黒沢です!
先日、「名医とつながる!たけしの家庭の医学」でハイドロリリースという治療法が紹介されたようです。
当院と連携している木村ペインクリニックはそのハイドロリリースの先駆けである、木村先生が院長をしています。
なので放送後より混んで混んで・・・駐車場がいっぱいです(^_^;)
ハイドロリリースって聞き慣れない言葉だと思いますが、
簡単に説明すると、
ハイドロは「液体」という意味で、主に日本では生理食塩水や細胞外液、局所麻酔薬などを示します。
リリースはリラクゼーションとセパレーション(分離)の2つの意味があり、注射、鍼、徒手など各治療法があります。
この中で、とくに注射による手技をハイドロリリースと呼んでいます。
参考)Fasciaリリースの基礎と臨床 文光堂
木村ペインクリニックや当院ではエコーを使ったリリースをしているので
注射⇒エコーガイド下ハイドロリリース、
鍼⇒エコーガイド下鍼リリース
となります。
それぞれの違いについては、また別の投稿でご案内したいと思います(^^)
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トリガーポイント治療院の黒沢です!
先日のNHK「ためしてガッテン!(ガッテン!)」では
衝撃の肩・首のこり改善SPと題して、鍼の紹介がされていました。
今回は後頭下筋群がフィーチャーされていたようですね(^^)
※見逃した方は2019年2月16日(土)午前0時25分に再放送ありますよ!
後頭下筋群は左右4つの筋肉からなる筋群で、
当院では肩こり・首こり、頭痛や眼精疲労、首の痛みなどの症状でよく使用しています。
「眼」に関係する症状に有効な事が多く、
「目がスッキリした」、「視界が明るくなった」などおっしゃる方もいます。
実際、鍼で後頭下筋群を刺鍼しているところを動画でご紹介します。
動画でも記した通り、
このあたりは重要な血管・神経が走行しているので
エコーを使って安心・安全な治療を心がけております。
鍼が怖いと感じている方も、
こうやってエコーで見えることで、
少し安心した気持ちで受けられるようです。
お困りの方は、いつでもご相談ください(^^)
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お尻や脚の痛み・シビレをお持ちの方は、
お尻をエコーでみると、坐骨神経周囲のFascia(ファシア)の癒着がみられることが多です。
エコー画面では以下のようになっています。
下に載せてあるのは、そのFasciaへ鍼をさしている動画です。
坐骨神経の直上にある梨状筋に白っぽいところがあり(黄色い◯の中)、
そこへ鍼を刺すと、いつもの症状が再現されたり、筋肉がピクッと勝手に収縮するようなローカルトゥイッチがでたりします。
鍼をさして、数分そのまま置いておくと
脚のシビレや痛みが収まり、お尻が軽くなる感じがでてきます。(症状によって、数回行わないとかわらないこともあります。)
坐骨神経痛と診断されているものの多くは、お尻や脚のFasciaが問題になっていると感じています。
お悩みの方は、一度相談してください。
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トリガーポイント治療院の黒沢です。
タイトルにあるような質問よくあります。
「骨が変形していても鍼って効くんですか?」
とか
「老化で骨がすり減ってるって言われたんだけど、良くなる?」
とかです(^o^)
変形があっても鍼が著効した膝痛の症例をご紹介します。
————
80代女性で、約10年前に転倒して以来膝の痛みが続いていました。
整形外科でレントゲン検査を受け、
「骨が変形しているので痛みがでている」と言われたそうです。
長らく整形外科に通院していましたが、良くならない為に当院にご来院されました。
超音波エコーで痛い方と、痛くない方の膝を両方観察しました。
分かりにくいかもしれませんが、
左が痛みのある膝(患側)、右が痛みのない膝(健側)になります。
「骨が変形して痛みが出る」いわゆる変形性膝関節症に見られる特徴として、
「骨棘(こつきょく)」
と
「半月板亜脱臼(半月板が飛び出している状態)」
があります。
上の写真も両方の膝ともにそのような状態が見られます。
ちなみに、変形していない膝は下の様になっています。
骨が尖って飛び出さず、滑らかですよね。
ここで大事なのは、
両方の膝関節に同じように変形があるのに、
痛いのは片方だけということです。
膝の変形で痛みが出ているとしたら、両方に出ていないとおかしいですよね。
左右で何が違うかというと、
「内側側副靭帯」の状態です。
上の写真でいうと青い三角マークから下のところです。
患側より健側の方が厚みがあってモヤモヤしているように見えませんか?
見慣れていないと難しいかもしれませんが(^_^;)
筋膜だけでなく靭帯などの結合組織も癒着すると痛みの原因になると考えられています。
そこで超音波エコー下で内側側副靭帯を狙って鍼を行いました。
一回目の治療後、1週間後にいらしたときに様子をお聞きしたら、
痛みが10→2まで下がり、痛くなくなったと不思議&喜ばれていました。
その後、1週間、10日と間隔をあけて来て頂いておりますが、
痛みも戻らず過ごせているということです。
今回は変形性膝関節症でしたが、その他、半月板や前十字靭帯損傷の手術後痛の方なども
内側側副靭帯などを刺鍼することで痛みが良くなっております(勿論そこだけやるだけではありません)。
膝の痛みで手術を勧められた場合も、
このように鍼などの治療で良くなることがあります!
手術を決断する前に、1度受けてみることをお勧めいたします。
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