筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント鍼・美容、筋膜リリース、ファシアリリース 群馬県前橋市 トリガーポイント治療院

臨床症例集 (2015年04月)

治療の臨床症例集です。

基本情報

  • 初診:44歳女性
  • 主訴:膝裏の痛みとつっぱり
  • 来院した経緯:マラソン中に膝裏の痛みを感じ、徐々に痛みが強くなった為、他院にて治療を受ける。その後痛みが変わらず、当院に来院される。
  • 治療法:トリガーポイント鍼

治療内容

  • 1回目:腓腹筋、ハムストリングスへ刺鍼
  • 2回目:前回後、つっぱりが無くなり走れたが、翌日は痛みが戻る。
  • 3回目:超音波エコーで観察。ベーカーのう腫の可能性がありペインクリニック受診を提案

院長コメント

膝窩の腫れがあり超音波エコーにて観察。

下図の画像が描出され、ベーカーのう腫と推測できました。(※ベーカーのう腫とは炎症により膝裏の関節包に過剰に間質液が貯まった状態)

その後木村ペインクリニックにて診察を受け、「ベーカーのう腫」と診断。

 

 

今回の例は穿刺するまでではないということで、トリガーポイント注射での対応だったのですが、

嚢腫の大きさによっては穿刺を行い、内容物を吸引します。

また、穿刺をしない場合はお水をひかせる漢方を処方してもらえるので、引きが早いです。

このようにペインクリニックの治療を併用すると改善のスピードが違います。