筋膜性疼痛症候群(MPS), トリガーポイント鍼・美容、筋膜リリース、ファシアリリース 群馬県前橋市 トリガーポイント治療院

鍼によるエコーガイド下Fascia(ファシア)リリース

鍼によるエコーガイド下Fascia(ファシア)リリースとは

エコーを用いて筋膜などの異常なFasciaを探し、エコーを見ながら刺鍼する方法です。

これにより従来の鍼施術では難しかった、体の深い部分や、神経、血管、肺の近くでも、安全で確実な施術を目指しております。

なぜFascia(ファシア)を狙うのか?

トリガーポイントによって引き起こされる病気を筋膜性疼痛症候群(MPS)と言いますが、最近の研究では、多くのトリガーポイントは筋膜などのFasciaに存在することが示唆されています。

参考 木村裕明ほか:Fasciaリリースの基礎と臨床, 文光堂, 東京, 2017

エコー(超音波診断装置

エコーというと、よく妊婦健診で使っているイメージがあると思いますが、実は運動器疾患を診るのにとても役立ちます。

痛い場所を動かしながら観察することができるので、的確に患部を施術することを目指しています。

 

エコーを使用した鍼施術の特徴

  • リアルタイムに運動器の状態が診れる
  • 静止画ではないので動かした際の異常が分かる
  • 血流の状態が分かる
  • MRI、レントゲンと違い被曝しない
  • 骨や臓器も映るので、一般的に危険部位と言われている場所でも安心・安全に刺鍼が可能等

 

鍼によるエコーガイド下Fascia(ファシア)リリースの実例

肩関節痛(大結節/横靭帯)

左が患側、右が健側になります

 

画面の左半分が痛めている肩のエコー画像で、右半分が正常な肩の画像です。

赤丸のついた部分と緑丸がついた部分は同じ部位ですが、赤丸の方が白っぽく厚くなっています。

これがFascia(ファシア)の癒着部で、エコー画像を見ながらこの部位(赤丸のついた部分)を狙って刺鍼します。

下が実際の刺鍼動画です。

 

 

肩関節痛(肩甲下筋)

 

肩甲下筋の筋膜を狙った刺鍼動画です。

右上から鍼が侵入してきて、白い膜に沿って刺入しています。